三木浦 ログ

2003/5/3 気温24℃水温19℃透明度5〜8m
ポイント名箱島
ココは最近、メートル級の巨大ヒラメが居ることで注目のポイント。

エントリーすると、透明度 悪!
白ニゴリで5mぐらいしか見えへん。
1本目が「透明度5mのうえ、ウネリがひどかった」って聞いてたから覚悟してたけ ど…(;_;)

水底に着くとちょっとマシ、透明度8mぐらい、ウネリは無し。

まずは1つだけある根でミスガイを探すも見つからず、移動。
西側から根を越え、南から北へと根の横を流す。

でっかいチャイロマルハタを見てると、ガイドが手招き。
行ってみるとムチカラマツにビシャモンエビが。
カメラを持ってるのはお兄だけやないんで、ビシャモンはパス。

他の人が撮り終わるの待ちながら根を見回してると、「おっ!イザイウオ、しかも 真っ白な個体」。
見つけた者の特権ですぐ撮影、が、真っ白やとAFではピントが合いにくーい。
とにかく2〜3枚撮ってからガイドを呼んで教える。
大撮影会、また皆が撮り終わるまでココから移動できん (T_T)
今のうちにビシャモン撮っとこ。

砂地に入ってヒラメ探しスタート。
バラけて探す方が効率いいけど、この透明度やとはぐれるかも…。

しばらくするとカンカンと音、相棒が呼んでる。
行ってみると「うお、スゲー、1mはあるサカタザメや」。
えらい、よう見つけた。

さらに捜索続行、砂地に目を凝らしつつ、変わった魚が泳いでるんでそれについて行 くお兄。
気がつくと、「はぁ…、誰も見えん」。(いったい何回目やねん、気をつけろ俺!)
皆は南→北に進んでるはず、一人東へズレてた分を考慮して、今度は皆を捜索(苦 笑)

ちょっと進むと白いフィンが微かに見えた。
「よかった、迷惑かけずにすんだ」。

合流後しばらくすると、カンカン。
「なに?どこ?」
と、前から80cmぐらいある巨大なヒラメがブワッブワッと泳いでくる、スゲェー (@o@)

ガイドの方へ行くと、足元にふつうサイズのヒラメと、数匹のヒラタエイ。
上にはイカナゴの大群、数千匹は居る。
「透明度良かったら、キレイやのになぁ」。

透明度の良い時にワイドを持ってもう一回入りたいなぁ、と思いつつエキジット。

2003/5/3 気温24℃水温18 ℃透明度5m
ポイント名ナナコのダボ
エントリーすると、ココもドド濁り。
ゴロタの方へ向かって進むけど、ちょっと離れると、はぐれそうになる。

コガネスズメダイ、ヨコスジイシモチ、オキゴンベなど小物を見ながら進んでると、‘カ ンカン’とワクワクする音が。
周りを見回すとガイドが、スレートに何が書いてる。
ダッシュで行ってみると、「かわいい、ネコザメの子供や」。
どんなに近づいても逃げん、けどゲストが多いうえに砂地やからどんどん濁ってくる (;_;)

お兄は一人離れて、砂地をサーチ。
「おっ見つけ、サカタザメの子供や」。
30cmぐらいしかないけど、形は親と同じでちゃんとサカタザメの姿をしてる。

ガイドを呼んで教える。
今度は皆がこっちに来るんで、その隙にネコザメへ戻る。
が、砂が舞っててとても写真なんか撮れへん (;_;)

ゴロタには、あっちにもこっちにもウミウシの卵。
でも肝心のウミウシはイガグリウミウシが1匹居ただけ、残念。

春、秋には恒例のミズクラゲが大発生。
10cmぐらいの白い半透明のクラゲがウヨウヨいる、ざっと数えただけでも百匹以 上。

30分経過、寒い、水温は18℃やしドライ着てるけど、やっぱ寒い。
どんどん寒がりになっていく気がするわ。

イソギンチャクにはオドリカクレエビ、アカホシカクレエビ。
けど、寒いから写真は撮らず。
ムチカラマツにはガラスハゼ、イボイソバナガニ。
でも、寒いから写真は撮らず(笑)

45分後エキジット。

今回の三木浦もまた珍魚ばっかり。
透明度は残念やったけど、見れた生物には満足 (^o^)

2003/7/5 気温26℃水温18℃透明度5〜20m
ポイント名タノモ
ココはつい最近オープンしたばっかのNEWポイント。
先週からワラサやヒラマサの群れが出てて、今日も期待大。
三木浦で一番沖に位置しボトムは40m、たまに流れるってことで中級以上限定やけど、今日のゲストは皆100本以上なんでGO!

エントリーして10mの水底に集合。
水温22℃、透明度は5mしかなくて、小さなゴロタに海草がいっぱい。

はぐれないようにかたまって水深を下げる。
南側にどんどん水深が深くなってて、水底も小さいゴロタから大きいゴロタに変わっていく。

水深20mにサーモクラインがあって、その下はいきなり透明度が良い。
ゴロタはさらに大きくなって、重なり合ってる部分は通り抜けれそう、岩の上にはヒラタエイがヒラヒラ泳いでる。

ボトム40mまで降りると、一面真っ白な砂地に変わって、透明度はバリバリ良い20m以上。
ただし、水が冷めて〜。
5mmワンピース+3mmベスト+フードのフル装備やから寒くはないけど、水温はなんと17.3℃。

砂地にはポツンとオニカサゴが居る。
岩場やったら擬態になるけど、砂地やったらメッチャ目立つっちゅうの(笑)

写真を撮って水深を上げる。
水深20mを境に、透明度も水温も別世界。
サーモクラインのすぐ下をキープして東へ東へ進む。

前に黒い塊が…出た!ワラサの群れや!
70〜80匹ぐらいで、ぐるぐる回ってる。
さらに上にはキビナゴの群れが居て、ワラサはそれを狙ってる。

5分ぐらいお兄達の周りをグルグル回ったあと、キビナゴの群れと共に去っていった。
う〜ん満足、皆で拍手 ^^)

目的は果たしたんで水深を15mまで上げてそのまま東へ進むことに。
水温は暖かいけど、透明度は7〜8mしかない。
大きなゴロタにはキンギョハナダイの小さな群れがチラホラ。
紀伊半島では珍しいサクラダイも居る。

ガイドが指差す方向には、またワラサの群れが。
透明度悪いんで、見るだけ。
さらに進むと、こんどはヒラマサの群れが通る。
今日は大当たりやなぁ (~o~)

40分経過、そろそろ上がろうとした時、突然ワラサの大群が現れた。
おお!スゲーと思う間もなく、イキナリ周り360度、さらには上も下もワラサ、ワラサ、視界すべてがワラサ。
すぐ近くに居たはずのガイドも相棒もまったく見えん (@o@)
一緒に潜ってる9人がワラサの流れに飲み込まれた!

一匹のサイズは40〜50cm、それがとんでもない数とスピードでどんどん突っ込んでくる。
身動きとれん、ワラサはみごとにお兄の直前で避けてくれるけど、当たったら全身複雑骨折やで(笑)

こんな経験は初めて、とにかく写真や。
しかーし、フォーカスが定まらん…真近でとんでもないスピードで通りすぎるワラサにAFが追いつかん (T_T)
レバー引いても引いても、シャッター切れん (;_;)
50mmレンズの被写界深度やとマニュアル置きピンやないと無理やー、くそーー、水中では変更できひんーーー。

ワラサの群れが通りすぎるまでたっぷり3分はかかった、千や二千匹どころやないで。
結局1枚も写真は撮れず…一生の不覚や(×_×)

透明度激悪の中でしっかり減圧停止してエキジット。

船長 「ワラサの群れ凄かったやろ〜」
ガイド「えっ、なんで知ってんですか?」
船長 「そんなもん、水面までワラサだらけやったんや、その中に泡が出とったからな」

くぅ、スゴイ体験やったなぁ。
船長お願いやから、漁の定置網張らんといてな〜。

船の上で「ワラサの大群に」お茶で乾杯!

2003/7/5 気温26℃水温20 ℃透明度5〜8m
ポイント名内ドマル
2本目は内海のポイント「内ドマル」へ。
狙いはアオリイカの産卵とネジリンボウ&ヒレナガネジリンボウ。

水底は一面の砂地、たまに小さい根がある。
透明度はかなり悪くて5m、少し深い辺りで8mぐらい。
ネジリンボウを探しながら、アオリイカの産卵床へ向かう。

砂地にはダテハゼとテッポウエビがあちこちに居る。
小さいコウイカのペアがお兄の目の前を通って行く。
10cmぐらいの子供ヒラメもいっぱい居て、お兄が近づくと‘ワラワラと逃げて着底’を繰り返す、面白いやん。

ガイドがスレートに何か書いてて皆が集まってる、背中側やから見えんけど、砂地みてもネジリンボウやないみたいやし、お兄はヒラメの子供と追いかけっこ。

皆が動き出したんでお兄も進むことに。
と、お兄の真下を40cmぐらいの灰色の物体が通りすぎてく、「うわ、なんや! あぁオオシタビラメや〜」
後を振り向くと皆こっち見てる、なるほどさっき皆が見てたんはコレか、で、お兄を驚かそうとわざとこっちに逃がしたなあ。

産卵床に到着、残念ながらアオリイカは居らず、卵の写真だけ撮る。
近くにあるイソギンチャクにはどれもアカホシカクレエビやオドリカクレオビが10匹ぐらい着いてる。
ムチカラマツには当然ビシャモンエビが居て、甲殻類の豊富さはさすがの三木浦。

ここから本格的にネジリンボウ探し、水底スレスレをキープして進む。
透明度が悪いし、探す相手はハゼやから、ガイドの左手側ゲスト先頭を行く。
ガイドが結構飛ばす、もっとゆっくり探したいけど、砂地とガイドのフィンを交互にチェックしながらペースを合わす。

「おいおい飛ばしすぎやでぇ、見つかるもんも見つからんわぁ」と思ってると、急に止まって何か書出した。
「見つけたかあ?」とスレート見ると『オオシタビラメ』、指差す砂地には前半お兄の下を通りすぎたあの姿。
今度は写真撮れるわ、と思ってるとガイドが唖然とした様なビックリした様な顔して、また何か書いてる。
なになに、こっちに見せたスレートには『他のメンバーは?』。
「え?!」うしろを振り返ると夫婦が一組居るだけ、9人居たはずやのに今は4人しか居らん (・o・)
ゲッ、5人も迷子になりよった。
イヤ、半分以上が居らんってことは数でいえばこっちが迷子か(笑)

う〜ん、とりあえずオオシタビラメの写真撮ろう。
砂をはらうと、もぞもぞとまた砂をかぶる、えぇ〜い突ついたれ、長〜い舌のような体でブワッブワッと逃げてった。
近くにはイタヤガイ、これは泳ぐ貝、拾って離すとビューンって聞こえそうな勢いで泳いでいく。

さーて、遊ぶことは終わった、ほな皆を探そか(笑)
こんなに余裕があるのは、皆100本以上やしシンガリにアシスタントガイドがついてるから。
他の5人がバラバラやない限り大丈夫なはず。

人を探すには透明度悪すぎ、ライトを回しながら、来たルートを戻る。
約2分探してもライトの反応無し、「これは上がるしかないな」。
時間を見ると35分、ガイドもスレートに『いい時間です』と書いて見せる、よし上がろう。

減圧停止はちゃんとして水面へ。
海面を見回すと、かなり向こうにフロートが上がってる、あれは合流できんわ (>_<)

向こうは誰も水面に顔出してないんで、まずこっちを船で拾ってもらう。
エキジットして向こうを見ると相棒が水面に出てきた。
お兄「迎えに行くから、そこで待っててー」
相棒「OKサイン」
お兄「そっち何人居るー」
相棒「手を広げて5人の合図」
お兄&ガイド「よかったよかった」

船の上で「再会を祝して」お茶で乾杯!(笑)


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