ドゥマゲッティ ログ

2002/4/12 気温28℃水温28℃透明度18〜20m
ポイント名Fish Sanctuary(スミロン島)
年に1、2回ジンベイの目撃例があるポイント。
もちろんそんな期待は0でエントリー(笑)

エントリーしてすぐにでかいヨコシマサワラが通る、イイ感じ。
トップ10m、ボトム30mのドロップオフを左手に中層を進む。

目に付くのはフィリピン海の固有種メラネシアン・アンティアスにパープルビューティーの群れ。

ノーマル、ハマ、セジロ、ハナビラ、カクレの5種のクマノミはあちこちに居る。
でも、お兄のネライはスパインチーク。

すっごい目立つ魚が登場、イナズマヤッコ。
「初めて見たー、派手!」。
まだ若魚サイズ、けっこう臆病で写真撮らせてくれん(;_;)

周りの景色はずっとドロップオフ。
たまに一人で沖出ししても、クマザサハナムロやタカサゴが居るだけで大物は出ず。
壁側にも特に変わった魚はあらわれん。
「まあ、1本目はこんなもんかぁ」とエキジット。

2002/4/12 気温28℃水温28℃透明度30m
ポイント名Beach Front(スミロン島)
エントリーするとココもドロップオフ、けっこう流れあり。
流されるままドリフト開始、透明度はバツグンの30m級。

沖側にはカスミアジ、マダラタルミにグルクン達(ササムロ、クマザサハナムロ、タカサゴ、ニセタカサゴ、ハナタカサゴ、ユメウメイロ、ウメイロモドキ等々、どれか分かんねーよ、全てひっくるめて「グルクン」と呼ぶ沖縄サイコー 笑)
岩側にはメラネシアン・アンティアス、パープルビューティー、5種のクマノミ。
要するに1本目とあんま変わらん(苦笑)

20分ほど流されてるとドロップオフから小さな岩場に変化、砂地はガーデンイールだらけ。
さらに流されてると、岩も無くなり一面ジャリ場。
魚なんてな〜んも居ねえー(笑)
「ジョーフィッシュぐらい居るやろう」と探しても、やっぱなーんも居ねーー。
だいたい流され続けてんのにジックリ探せるわけねー (>_<)

「おいおい、ホンマに生物おらんぞ!」ってツッコミかけたとこでエキジット。

2002/4/13 気温28℃水温27℃透明度20m
ポイント名Church(アポ島)
アポ島周辺は生物保護区のため全ポイントグローブ禁止。
ガイドは昨日がロナルド、今日はバンビー。
どっちも基本的に魚は指さず、コースガイド。

エントリーして根の上を進むと、お馴染みの2種の固有種にベニチョウチョウウオやシセンチョウチョウウオ、ダイダイヤッコが加わりカラフル。
砂地にはネジリンボウ、ヤマブキハゼ、ツマグロサンカクハゼ。

海底はソフトコーラルはあんまりなくて、ハードコーラルが一杯、ここのサンゴは元気や。

そのサンゴの間をウミヘビが。
見た目はエラブウミヘビとそっくり。
あんま近づかんとこ、沖縄でフラッシュに反応してレンズ噛まれたことあるし、今日は素手やし。

スパインチークアネモネフィッシュを探すも居らず。
固有種タツボッツダムゼル、スプリンガーズ・デモイゼルをチェックしてエキジット。

2002/4/13 気温28℃水温28℃透明度20m
ポイント名Mamsa(アポ島)
ここは有名なギンガメアジのポイント。

エントリーすると、ホホスジタルミ、マダラタルミがお出迎え。
日本で見たら「おぉ〜」って言うけど、海外じゃ単品やとザコレベル(あ〜贅沢)

どこ潜っても居る固有種達とクマノミ5種を見ながら一面のハードコーラルの上を進む。
一旦砂地になって、また一面のハードコーラルに。
でも県境を越えた感じ、サンゴの上はムレハタタテダイの群れとルソンハナダイの群れ。

そして出ました!ギンガメアジの群れ。
でも普通の群れやない、全部ペアの群れや。
大きなカタマリやなく、銀と黒のペアがそこらじゅうに散らばってる。
「こんなん初めてみたわ」。

しばらく眺めて、浮上。
水深7、8mぐらいまで上がるとエライ流れ。
このままやとエキジットできんから、迎えに来たボートがいったんアンカリング。
コイノボリ状態で順番にエキジット。

2002/4/13 気温28℃水温28℃透明度20m
ポイント名Fish Sanctuary(アポ島)
ここはドゥマゲッティで一番有名、アジア最大のクマノミ城があるポイント。
50mmにするか20mmにするか悩んだあげく、50mmを選択。

エントリーするとエダサンゴの群集、当然スズメダイ達の楽園。
そのスズメダイを狙って、カスミアジも居る。

水深は5m程度、右手はなだらかに深場になっていく。
5〜10m付近を行ったり来たり。
「クマノミ城はまだか」

しばらく行くと、水深5mやのにギンガメアジの群れが (@o@)
水面ギリギリから海底までビッシリ。

アメフラシのようなでかいウミウシを撮りながら、「クマノミ城はまだか〜、このフィルム24枚撮りや、無くなるやんけー」とうなるお兄。

もうクマノミ城までシャッター切るのやんぴ、エダサンゴの上をのんびり進むことに。
急に頭にメロディーが浮かんできた、矢井田瞳の「Ring my bell」。
レギュくわえたまま、フルコーラスを熱唱(爆笑)水中で歌うとめっちゃ息切れるね。

ガイドが止まって前を指差す。
出た!スゴイ!まさにクマノミ城!
一面のイソギンチャク、そこに住む数百匹のハマクマノミ。
「うわぁ、失敗した50mmなんかごくごく一部しか写らん」。
「他の魚撮るのを全部あきらめてでも20mm持って入るんやったーー」

残りのフィルムを撮り切り、悔いを残しながらエキジット。

2002/4/14 気温31℃水温28℃透明度20m
ポイント名Black Forest(バリカサグ島)
ダイビングは最終日。
もともとの予定は、リロアンに帰りながらスミロン島で2ダイブ。
でもスミロン(1日目)はイマイチやったんで、追加料金を払って「ボホール島」まで足をのばす事に。
バシャバシャ波をかぶりながらバンカーボートで2時間。
毎日快晴、ドゥマゲッティは28℃で快適やったけど、ボホールまでくると気温は31℃暑い。
到着したのは、ボホール島周辺では最高と言われるバリカサグ。

エントリーすると砂地に黒い海草、これがポイント名の由来。
ドロップオフにまわり、トップ5m、ボトム40mの壁を右手にドリフト開始。
今回はとにかく流されるままダイビングが多い、楽やし広範囲を見れるのは嬉しいけど写真は撮りにくいんよねぇ。

30m付近にカスミアジの群れが登場、ギンガメアジやグルクン達が舞う。
壁側はオーバーハングや割れ目が多くて、ジックリ探索するとすごく楽しそうやけど、ざぁっと流し見。
目に付くのはいつものメラネシアン・アンティアスにパープルビューティーの群れ。

ナポレオンが登場、でもパラオみたいに近くには寄らせてくれず逃げていく。

水深15m付近を流され続けること20分、ガイドが上を指差す。
「おぉ、バラクーダの群れや」。
岩にしがみ付いて、しばし鑑賞。
あんまり近くまで来てくれないんで、ガイドと合図を送りあって皆で近づくことに。
当然流れに逆らってのフィンキック、今回はじめて目一杯足を動かす(笑)
「おお!デカイわ。一匹一匹が1m以上、丸太棒みたいや」
あんまり頑張ってると疲れるんで、写真を撮ってまた岩に掴まる。
しばらく眺めて、最後にもっかいバラクーダの写真撮ろうと群れに近づくと、群れもお兄に近づいてくる、「うわ!近。もしかして俺食われる?」さわれるぐらいの真近でバラクーダの壁を眺めて、また水流の旅に。

45分経過、長かったドロップオフも終わりに、それと共に流れも弱まる。
根の上にまわり減圧停止をかねて、もうしばらく遊ぶ。
根の上にはタテジマキンチャクダイ、サザナミヤッコ、アヤコショウダイなど大型のカラフルな魚と、5種のクマノミ。
「えぇい、スパインチーク居らんやんけ、なんでやねん」と叫びながらエキジット。

2002/4/14 気温31℃水温28℃透明度20m
ポイント名Royal Garden(バリカサグ島)
ラストダイブ。
エントリーするとココもドロップオフ、ボトム30mの壁を左手に見ながら流れにのったドリフトに。

沖側にはホホスジタルミ、マダラタルミ、グルクン達。
壁側には、お馴染みの固有2種とクマノミ5種。
ドリフトしてると目に付く魚が決まってくるんやなあ。

たまに流れに逆らって、岩のくぼみ等を探すとにアカククリの若魚などが居る。
「やっぱ、ジックリ探索したいなあ」。

ガイドが前を指差す。
「あっ、ウミガメや」。
でも近づくとすぐに逃げる、バラクーダ以外みんな臆病や。

「はぁ、スパインチークどこや〜」
3本ラインのクマノミを見つけるたびに寄って確認するけど、全部カクレクマノミ。

しばらくクマノミばっかり探してると、変わった模様のクマノミ発見。
「なんやコイツ???」。
フィリピンに居るクマノミは全部で7種類のはず、ノーマル、ハマ、セジロ、ハナビラ、カクレ、トウアカ、スパインチーク。
コイツはそのどれでもない、って言うかこんな模様のクマノミお兄は知らんぞ (@o@)

流れに逆らって、写真撮影1枚、2枚、3枚、4枚…。
クマノミってイソギンチャクからは逃げんけど、チョロチョロ動くから実はスゴク難しい。
あんまりここに留まってると皆と離れるんで、離脱。
前を見ると、だーれも居ない…^^;)
「やってもうた」。
でも絶対この前に居るはず、流れに乗ってフィンキック、「速えー」。
20秒も進むと、エアの泡が見えて合流。

ドロップオフの終わりにくると流れがおさまる、「よう出来てんなあ」。
根の上にあがりフィリピン海の最後を楽しんでエキジット。

2002/4/15 気温水温透明度
おまけ余談
フィリピンは殿様ダイブ。
機材のセッティングしてくれて、BC着せてくれて、エントリーする舟先まで二人が肩貸してくれる。
エキジット時もハシゴに掴まってたら、下からフィン、ウエイト外してくれて、上からBCとってくれる。
もちろんタンクチェンジもスタッフ任せ。
楽ちんやけど、チョット不安(笑)

今回一緒に潜ったんは、女の子(フィリピン20回目の18歳の娘+2人組みの女性)だけ。
帰りのセブ→マニラの待合室は、9割日本人で内8割女性。
「もっかい来てもええかな」、と思う瞬間でした(笑)


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